9/27 暑さ寒さも彼岸まで
秋の連休も終わりました。あの強烈な台風が厳しい残暑を運んでいって、秋らしく気持ちのよいお天気になってきました。
「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、本当にそうですね。
半年に一度、お彼岸の時にはお墓参りに行きますが、その都度この言葉を実感します。
この連休にも、お見合いの合間をぬってお墓参りに行ってきました。
同じお寺には、石原裕次郎さんのお墓があります。
そろそろ日も傾き始めるかと思われる時間帯ではありましたが、お墓参りの人の姿もまだ多くあったので、お墓の中を散歩しながら「裕ちゃんの墓」の様子を見に行ってみました。
石原裕次郎。その人物像の通り、さすがに大きなお墓です。
そしてそこにはいつ行っても、たくさんのお花やお供えものが綺麗に飾られています。
お墓参りに来る人は、親族のみでなく、一年中ファンや関係者の訪問が絶えないのでしょうね。
そのお寺は広大で、お墓の数も半端ではありません。
広い敷地が自由な形に区切られ、特徴ある大きな墓石が並ぶ昔からの高級墓地街(?)っぽいエリア、最近になって墓地として新しく増設され、小さな区画に似たような小さな墓石が建ち並ぶ新興墓地街っぽいエリアなど。
その様子は私たちの住宅事情とよく似ていて、生前の住居の広さと死後の住居の広さは比例するのかなぁ?などと思わず考えてしまいます。
また、古い大きなお墓一つだったところが、いつの間にかいくつかの小さな区画に分けられて、新しいお墓複数になっていることなども多く、生前も死後も、住居をめぐっては世知辛く大変なのね。。と感じます。
どちらも生きている人間がやっていることですから、同じなのは当然ですね。
本来は、昼と夜の長さが同じになるお彼岸の時期、この世とあの世が最も通じやすいという意味合いからお墓参りをする習慣があるらしいです。
お彼岸に、もはやそれほどスピリチュアルなものは感じませんが、私たちは気づかぬところでご先祖様からきっと多くのものを受け取って、守られているのでしょうね。
ある意味パワースポットと考えて、年中行事にお墓参りを加えてみてもいいかもしれません。