結婚相談所・東京都杉並区・高円寺


4/23 警察24時

「警察24時」という番組が好きで、よく見ています。

酔っ払いやヤンキー相手に優しく対応する警察官の姿を見ると、「なんていい人なんだぁ~。」といつも思います。

そんな私もつい先日、ちょっとしたことで、お巡りさんのお世話になりました。

その日は主人と私、それぞれに飲み会がありまして、帰宅が深夜になりました。

最寄駅について電話をすると、既に帰宅しているはずの主人は携帯にも家電にも出ず。

インターホンも反応なしなので、オートロックを自分で開け、玄関の鍵をあけようとすると、「ガチャーン」っと内鍵に阻まれました。

どうやら中から鍵をかけて、主人は眠ってしまったらしいのです。

春先のまだ寒い中、ピンポンすること500万回位、携帯と家の電話に100万回位ずつ電話をかけたような気にすらなるほど、ピンポンと電話を繰り返すも反応なし。

怒り半分、まさか倒れてたら大変だなぁ。。なんてボーっと心配しながら、困り果てて辺りを見回した時、交番の光が目に入りました。

そうだ!お巡りさんなら何か手段があるかもしれない。

深夜1時過ぎ、人通りもほとんどない中、マンションを出てまっすぐに交番に向かって歩く私の姿は交番からも見えていたようで、「こんばんは。どうしました?」と二人のお巡りさんが迎え入れて下さいました。

「実は、かくかくしかじか・・・。」と事情を説明し、「内鍵をあける方法って何かありませんか?」と尋ねると、「それはないなぁ。」と一蹴。ガクッ(>_<)

「寝てるだけだとは思うけど、倒れてたらイヤだなぁともちょっと思って。」というと、心配した様子で持病の確認などした上で(持病は何もないんですけど)、「とりあえず一緒に行って様子を見ましょう。」とついてきて下さるというのです。

「ドアあけられないのに、一緒に行ってどうすんですか!?」っとつい突っ込んでしまいましたが、「いやいや、心配だし。何かできるかもしれないし。一応一緒に行きますよ。」と。

「何かの役に立つかも」とワイヤー製のハンガーをグニャッと曲げて手に持った時にはさすがに笑ってしまいましたが、誰か一緒って何となく不安な時にはホントに心強いものですね。

そして家の前まで来てピンポンすると、な、なんと1回で、主人が「は~い」と寝ぼけた声で起きてきたのです。

その声をきくと、お巡りさんはニッコリ笑って「あっ、お元気そうですね(^^)よかった♪じゃ、僕はこれで。」とさっさとエレベーターの方に去っていかれました。

腹が立つやら、ほっとするやら、恥ずかしいやらで、せめて主人にお礼を言ってもらおうと、主人が出てくるのとエレベーターが到着するのとどっちが早いかとハラハラ待っていると、「寒いからもう入って(^^)/」と私に言い残して、爽やかにエレベーターに乗り込んで帰って行かれました。

ステキだ♡

私たちの平穏な生活は、こんな地味~なところでも守られているんだなぁ。とつくづく感じました。

まさに警察24時。

何ができるかわからなくても、できるだけのことはしてみよう。と言っていただけるのは、困っている時には本当に心強く、ありがたく感じるものですね。

結果はどうあれ、一緒に考えてもらうだけでもホッとするものだということを実感しました。

「警察24時」の番組だったら、迷惑な市民として紹介されるんだろうなぁ。と思いながら、より一層、人には親切を心掛けよう!と思った出来事でした。

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