新宿の結婚相談所ブライダルブリッジ


4/21 選択の自由

私たちのおじいちゃん、おばあちゃん世代は、お見合い結婚が主流だったと聞いています。

一度会ってそのまま結婚。

親同士が相手を決め、本人たちには選択の自由もなければ断る自由もない。

紹介されたらこの人が伴侶なのだと素直に思い、万一断ったとしてもせいぜい2~3人のうちには結婚を決めていった時代です。

同じ「お見合い」とは言いますが、選ぶ自由、断る自由のある現代のお見合いとは全く異質のものだと思います。

活動に悩む会員さんが、「いっそ誰かが相手を決めてくれたら楽なのに。。」とおっしゃいました。

「ホントに~!?じゃ、私、決めちゃってもいい~?」ときくと、「いやいや、やっぱりそれは違うの~(>_<)」と笑いながら否定していました。

『自分で決めたい!』

この選べる自由があるということは、自分自身を冷静に客観視する力とそれなりの選択基準を自分の中に持ち、さらに相手に受け入れられなければなりません。

それこそが苦痛の種なのであって、仲人という第三者のジャッジによって、家柄という自分ではどうしようもない基準に従って結婚がまとめられていた時代には無い悩み。

その点においては昔の方が楽だったのかもしれません。

とはいえ、家の有り方が昔のように一様ではなく、結婚後もそれぞれの価値観で自由を求める以上、他人が相手を決める結婚はもはや存在しなくなりました。

時代が変われば、結婚も家族もお見合いも、仲人の役割も変わって当然。

独身生活のあらゆる面で自由を謳歌しつつもどこかに不足を感じ、理想の相手を追い求める会員さんを相手に、仲人も日々精進!と、一緒に悩みながらもひたすら勉強に励む毎日です。