9/13 タバコをめぐり
世の中の流れは、日を追うごとに喫煙者に冷たくなっていきます。それに伴い禁煙する人が増え、ますます喫煙者が減るという傾向は、非喫煙者にとっては嬉しい限り。
元喫煙者というのは生粋の非喫煙者に比べ、よりタバコの匂いに敏感で、より毛嫌いするところがあるようで、うちの主人に代表されるそのタイプの人の変貌ぶりは実に面白いなぁ。と驚かされます。
婚活の世界においても、お相手の条件に「非喫煙者」を挙げる人は男女ともにそれなりに多く、正直、喫煙者は不利な傾向にあります。
もちろんそれをカバーするだけの魅力があれば問題ないし、それ以前にお相手の許容範囲に大きく左右されるのがなんとも難しいところです。
この状況を含んで、婚活開始を機に潔くタバコを止める人がいます。
一方で、「喫煙を許してくれるお相手に出会えるかもしれないっ!」と思うと、相手も決まらない段階で禁煙にチャレンジする気にはならず、もし然るべきお相手にめぐり会うことができ、その人に「タバコをやめて!」と言われたら、その時に禁煙します!という人もいます。
いつかは止めるつもりのある喫煙者にとって、禁煙とお相手探し、どっちが先か?は悩ましいことのようです。
そして、非喫煙者にとっても、「この人がもしタバコをやめられたら?」と思うとそれなりに選択肢は広がるはずで、不変のハンデでもない喫煙を理由に一様に切り捨ててよいものなのか?と思うとこちらも悩ましいところです。
たかだか嗜好品とはいえ、健康だけでなく、出会いの機会、ひいては人生をも左右するかも?と考えると、改めてたばこの威力には驚かされます。