新宿の結婚相談所ブライダルブリッジ


5/16 結婚して幸せですか?

入会のご相談にいらした20代の女性から「濱さんは、結婚して幸せですか?」と聞かれました。

唐突な質問ですが、実はよく聞かれる質問です。

「はいっ!」と答えておきました。

一応立場上もありますしね(笑)

そして「不幸だと思っていないので、私は幸せなんだと思います。」と付け加えておきました。

何をもって幸せか?は人によって違うわけですが、生活においては、大きなおめでたい節目を迎えるとか、どこか特別な場所へ行けるとか、何か特別なプレゼントをしたりされたりするとか、イベント的な何かがある時に、幸せは実感しやすいように思います。

なので、全く特別なことのない日常生活においては幸せの感度は鈍りがちで、新婚さんでもない限り、朝に晩に「私は幸せ~♪」とは感じなくなってきて当然だと思います。

新婚生活が幸せだと感じるのも、その時期が一種イベント的な期間であり、新鮮味あふれる非日常だからなのでしょう。

二人の生活が、新婚生活から特別なことが何もない日常の生活に進化した時に、そこはかとない安心感と温かみ以外にむしろ何も感じないことこそ、実は本当に幸せなことなのかもしれません。

不幸は実感があるけれど、幸せは実感がない。

長年連れ添った夫婦が、お互いを空気のような存在といいますが、それは単純に、ないと困るけどいても何も感じないとか、いて当然ということではなく、やはり最高に幸せな関係なのでしょうね。

心に刻んで、万事、何も感じないことに感謝の気持ちを忘れないようにしないといけませんね。