高齢化時代
先日、「超高齢化社会のライフプランニング」というテーマの講義を聴きに行きました。
「高齢化」と「少子化」が一緒になると、日本経済を揺るがす大きな社会問題をイメージさせ、社会保障や介護など暗い話になりがちですが、今回の講義では、予防医学や脳の話、先端科学技術、人間関係や生きがいなど、非常に幅広く、明るく面白い話を聴くことができました。
結婚生活というとどうしても比較的若い世代をイメージしがちです。
でも、21世紀の日本においては、命にかかわるような大きな病気や事故にあわなければ、普通に90歳位まで生きてしまう時代です。
そういうと、みなさん「私はそんなに生きません!」とおっしゃいますが、現在60歳の男性の平均余命(今後平均的に生きる年数)は22.58年、女性の平均余命は28.12年もあるのです。あくまでも平均ですから、95歳、100歳なんて決してめずらしくありません。
また、痴ほうや介護ばかりにスポットがあたりがちですが、健康に年を重ね、100歳位でも、生き生きと生活している方だってとても多いのです。
先はまだまだ本当に長いのです。
この長い期間をいかに過ごすのか?
最近では80代でもコンカツをされる方が増えてきました。
それぐらいの年齢になると相続をふまえた未入籍婚を選択される方もいらっしゃいますが、入籍、未入籍にかかわらず、心身ともに健康な方が生き生きと生活するうえで、パートナーの存在はとても大きいのではないかと思います。
年々高齢化の一途をたどる日本においては、若者に結婚を促し、少子化に歯止めをかけようとするだけでなく、さらに上の世代の結婚問題も大切なテーマであると思います。
2010年1月23日 10:30 AM | カテゴリー:Blog, その他, ブログ, 日記, 結婚 | コメント(0)