11/23 食べっぷり
男性の食べっぷりに、惚れ惚れすることがあります。クチャクチャと音をたてたり、マナー違反や周りを無視してあまりにガツガツ貪り食うのは論外ですが、ワシワシと元気にご飯を頬張る姿は、見ている側にも壮快で、作る側としてはその姿こそが作り甲斐であり喜びに価するというものです。
井之頭 五郎。
私が以前からその食べっぷりを最も敬愛する男性です。
「孤独のグルメ」というドラマの主人公。
俳優の松重豊さん扮する、個人で雑貨輸入商を営む井之頭五郎が、仕事の合間に各地の実在する飲食店、しかもそのほとんどが特にこじゃれた店ではない所で、一人食事を楽しむ様をひたすらドキュメンタリーのように撮っているドラマです。
ストーリー性はほとんどなく、飽きそうなのにいくら見てもなぜか飽きない。
五郎さんはお酒が飲めないという設定なので、例えおつまみのような一品であっても白いご飯と一緒に、本当に美味しそうにうっすらと笑みを浮かべながらムシャムシャ食べる。
しかもその食べる量が、細みの体型からは驚くほどに大量なのです。
特に一話の終盤近くになりクライマックスの音楽が流れ、五郎さんのエンジンが全開になってからは、真剣な表情でその大量の料理にひたすら集中して食べに食べ、汁の一滴までをも白いごはんの上にかけ、一粒も残さずかきこむその姿の勇ましいことっ!!
大好きです♡
大食の男子が好きな女子ばかりではありませんのでその辺は好みですが、食べるという行為は、動物が生きていく上で基本的で本能的な行為です。
五郎さんの場合はいつも一人飯ですが、二人で飲んだり食べたり。
最初は好みに多少の違いはあれども、いかに違和感なく楽しい食の世界を共有できるようになるか!?ということは、これも重要な一つの相性に違いない。と思うのです。