割り勘デート
女性からのご相談で時々あるのが、デート代がいつも割り勘、ご馳走してもらえないということ。女性からすると、デート代が割り勘であることをきっかけに、自分は大切にされていないんじゃないか?相手の男性はケチなんじゃないか?と、色々な疑問や不安につながることがあります。
年収が低いならば理解できるけれども、そこそこ、というかむしろ高い年収があるのに割り勘となると、その理由が何であるのか?先々の結婚生活に支障をきたすような金銭感覚の違いがあるのではないか?その他あれこれ想像をめぐらし、結局前に進めなくなってしまうのことがあるのですね。
もちろん彼女たちはいつもご馳走してもらって当然とは思っていないし、何かの機会にとか、別の形でとか、お返しの方法は考えていますが、毎回デートのたびに繰り返されるお金のやりとりをスマートなことと思っていません。
一方男性の方は、収入が低い女性なら別だけど、現在安定した仕事を持ち、ある程度の収入を得ているのに、デート代だけ男性負担っておかしくない?そしてそもそもそれを普通と思う女性とは人生のパートナーになれないのではないか?
など、相手を大切に思っていないのではなく、むしろ対等ともいえ、ケチとも違う尺度で女性の対応を量っているようなところがあります。
この点、同じ男性、女性の中でも人それぞれ考え方は違うでしょうから、これも含めて相性としか言いようがありませんね。
昭和、平成の時代には、男性がご馳走するのが主流だったかわりに、結婚したあと「釣った魚に餌はやらない」という事態も生じたかもしれない。
本当の男女平等が叫ばれる令和の時代、割り勘デートが徐々に主流になっていくのかもしれないですね。
とはいえ、別にそれほど深く考えもせず、今まで割り勘にしていたよ!という男性がいたならば、女性に余計な警戒心を持たせないためにも、せめて当初のデートは、自分で負担してしまった方が無難でしょうね。
女性側も、お見合い時のお茶代からして男性負担であることに感謝して、デート代は割り勘を基準に、加点方式で考えてはいかがでしょう?