別れ際の余韻
人の出会いにおいては初対面の印象が重要で、その印象は3~5秒で決まるとも言われます。お見合いで、明るくにこやかな笑顔でのご挨拶が大切!としつこく言われるのはそれ故ですね。
でも、お見合いから帰ってこられた会員さんのお話を伺っていると、それに負けない位大切なのが別れ際の印象です。
例えお見合い中に悪い印象が無くても、この先について悩んでしまうのが別れ際のこんなこと。
・挨拶もそこそこに、逃げるように帰って行った。
・ハッキリお礼を言わなかった。
・しつこい感じがした。
・妙にあっさりしていた。
・駅まで歩くスピードが早かった。
などなど、お見合いを終えて最後の最後にお相手に疑問を残してしまい、それ以降につながらないなんて本当に残念です。
出会いの瞬間、緊張のために例えにこやかな笑顔でご挨拶できなかったとしても、その後話しの中で挽回のチャンスはありますが、別れ際の印象に挽回の余地はなく、その余韻がその方の印象となって残りがちです。
お見合いにおいては、別れ際のご挨拶も決してあなどれません。
この先つながるか否かは別にして、感謝の気持ちを言葉にし、品位あるご挨拶で、さわやかな余韻を残したいですね。