5/26 写真判定
かの有名なリンカーンの名言に、「40歳を過ぎたら、人間は自分の顔に責任を持たねばならぬ」というのがあります。
シェイクスピアも、「ひとつの顔は神があたえてくださった。もうひとつの顔は自分で造るのだ。」といっています。
顔そのものというよりも、表情、顔つきから、賢さ、品、性格、志などの内面が、年をとればとるほど顔に出やすくなり、顔のパーツそのものよりも全体の雰囲気に与える影響が大きくなる傾向があるということなのであろう。と私は解釈しています。
お見合いにおいて、写真がとても重要だということは前にも書きました。が、どんなに素敵に写真が撮れたとしても、写真と実物とは多かれ少なかれ違いがあります。
さらに微妙な雰囲気なんて、さらに違いが出てきて当然だと思います。
以前、ご自分の出している条件に合っていて、顔も決して悪くない男性からお見合いのお申込をされた女性の会員さんが、そのお申込を悩んだ末に「写真の眼力が足りない!」という理由でお断りました。
「え?っ!!実際お会いすると写真よりもずっと素敵で眼力がある方だってたくさんいらっしゃいますよ!!」といっても、彼女はとても頑なでした。
ちょっとした写真の雰囲気で断る方は、ちょっとした写真の雰囲気で断られることもある。お互いさまなんですね。まるで鏡のようだと思う時があります。
女性もお相手の顔には厳しいですが、男性は写真で厳しいジャッジをされます。
お相手に雰囲気のよさを求めるのであれば、男性も女性もちゃんと気合をいれて写真をとってくださいね。(ただし修正はホドホドに!!)
そして、お相手の写真に対して少しでも寛大になるように心がけていただければと思うのです。
会ってナンボのお見合いですから。
じゃないと、本当に大切なことを見落としてしまいますからね。。