令和元年の記念
先日の土曜日のことでした。都心にも雪が降るかもという予報の中、冷え切った空気は日が暮れるとさらに冷たく、凍えながら夕方の新宿京王プラザホテルに向かいました。
ホテルに到着するといつもと何やら雰囲気が違う。
インカムをつけた多くのホテルスタッフが行き交い、警備も多い。
都内のホテルはどこもそうですが、有名人をよく見かけます。
京王プラザは特にスポーツ選手を見かけることが多いですが、誰か来るにしてもちょっといつもと違う感じだなぁと思っていると、正面玄関でパシャパシャとフラッシュがたかれました。
そして、入ってこられたそのお方は!?
な、な、なんと!
て!
て!
天皇陛下でありました!!
令和元年、天皇陛下のお姿は、テレビでよく拝見しました。
数々の儀式は、伝統ある日本に生きていることを我々に思い出させ、何となく将来が心配とはいえ、平和なこの時代の日本に生まれてこれたことを幸運にも感じました。
でもそのナマのお姿は、長い時間待ちに待ち、見えるか見えないかの瞬間をすかさず写真撮る!
そんなイメージでしたので、こんなに偶然、なんの前触れもなく間近でとなると声も出ず、フロアーにいた方たちみんな「キョト~ん」としていました。
なぜここ、京王プラザ?
そっくりさんだったのかも?
と思いあとから調べてみましたら、その日は京王プラザで「日本山岳会」のイベントに出席されたと新聞にありました。
にこやかに手を振られるお姿は、テレビと同じ天皇陛下でした。
令和元年ももうすぐ終わり。
一瞬でしたが、よい記念になりました。